カザマ フミアキ
Fumiaki Kazama
風間 文明 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 現代社会を社会心理学で読む |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ナカニシヤ出版 |
担当範囲 | 第11章「現代社会の逸脱・不正の一因としての地位と役割システムの変容」(p171-186) |
著者・共著者 | 編著者:永田良昭・飛田操
執筆者:丸山純一・吉原智恵子・下斗米淳・清水裕・高良美樹・弓削洋子・田島司・角尾美奈・波田野純・谷口弘一・塩田伊都子 |
概要 | 第11章「現代社会の逸脱・不正の一因としての地位と役割システムの変容」(p171-186)
現代社会の逸脱や不正の発生因として、地位と役割システムのあり方が関係していることを、企業組織の不正の発生過程の問題とノブレス・オブリージュ消失の問題から明らかにした。企業組織の不正頻発の発生に、組織外からの組織成員への役割期待に対する成員の意識が希薄が関わっていること、高地位者への役割期待であるノブレス・オブリージュが、高地位者の自覚としても、高地位者への期待としても希薄化していることを指摘し、それらの議論に基づき、社会的距離の離れた関係において、役割を遂行する側の役割意識のみならず、期待する側の役割も希薄化していることが、現代社会の逸脱、不正の一因となっていることを考察した。 |