ナガサク ミノル
Minoru Nagasaku
永作 稔 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 心理学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03/30 |
形態種別 | 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 青年期以降の発達研究の動向と展望 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育心理学年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育心理学会 |
巻・号・頁 | 58,16-29頁 |
総ページ数 | 14 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 本稿は,2017年7月から2018年6月末までの1年間に発表された青年期以降の発達的研究の動向を展望することを目的としている。また,その際にキャリア発達を理解するに資する研究を中心に展望することを試みている。
学会誌論文については,キャリア発達の観点という枠を設定して論文の抽出および分類を行った。青年期の研究については,キャリア教育で育みたい能力の観点であるとされており,基礎的汎用的能力とも呼ばれる人間関係・社会形成能力,自己理解・自己管理能力・課題対応能力・キャリアプランニング能力という4つの観点から分類した。つぎに成人期以降を対象とした論文では職業的キャリア成熟に関連する領域とライフステージ上の適応に関連する領域の2つの観点から分類した。このようなトップダウン的な枠組みを作ることはボトムアップ的に並べられた論文から共通点を抽出するよりも整理分類が容易である点や既存の研究意義および成果に加えて新たな視点での付加価値が生まれる点に利点があると考えられた。 |
researchmap用URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/arepj/58/0/58_16/_article/-char/ja/ |