カモシタ スミコ   Sumiko Kamoshita
  鴨下 澄子
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 食物栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2011/05
発表テーマ 大豆たん白質の含硫アミノ酸濃度が生体のカルシウム排泄に及ぼす影響
会議名 (財)不二たん白質研究振興財団第14回研究報告会(口頭発表)
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 大阪
発表者・共同発表者 猿倉薫子,小蒲彩子,鴨下澄子
概要 生体内の過剰の含硫アミノ酸は酸化され、生体pHを低下させる。その中和のために骨吸収が増加し骨密度が低下する。大豆たん白質と卵白たん白質を与えた時の尿pH及び尿中Ca排泄量を比較した。被験者は若年女性14名。並行法で30日間実施した。日常の食生活に無理が生じないように、試験食は分離大豆たん白質30gまたは乾燥卵白たん白質30gを含んだクッキーとした。その結果、卵白群にのみ、尿pHの低下(6.1から5.7:p<0.05)、尿中Ca排泄量の増加傾向(110から138mg/日:p=0.06)がみられた。大豆たん白質は卵白たん白質と比較して、生体pHの低下を抑制し、尿中Ca排泄を減少させる傾向にあることが示唆された。