ホシノ ユウコ   Yuko Hoshino
  星野 祐子
   所属   十文字学園女子大学  教育人文学部 文芸文化学科
   職種   教授
発表年月日 2015/12
発表テーマ 大正期における外来語の受容―抽象度の高い外来語の使用に注目して―
会議名 平成27年度 お茶の水女子大学国語国文学会大会 (2015年12月12日)
学会区分 全国学会
単独共同区分 単独
開催地名 お茶の水女子大学
概要 抽象度の高い外来語が用いられる背景としては、トピックのキーワードとなる場合、翻訳漢語が示す内容を限定する場合、特別なニュアンスの伝達を期待する場合、の3点が確認された。いずれの使用も、必然性の高いもので、外来語がテクストの成立に積極的に関わっていることが推察される。
また、抽象度の高い外来語を読み手に理解させる工夫としては、語釈を付す、比喩を用いて説明する、周辺文脈で換言する、見出しや小見出しとの照合で理解を促す、などがあった。