カジノ リョウコ   Ryoko Kajino
  梶野 涼子
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 食品開発学科
   職種   准教授
発表年月日 2015/08
発表テーマ (口頭発表)各種家禽卵オボアルブミンの消化性
会議名 第62回日本食品科学工学会講演要旨集p.112 査読無
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 梶野涼子,三浦理代,栗﨑純一
概要 各種家禽卵オボアルブミン(OVA)の消化性について鶏卵と比較検討した.人工胃液によるアヒル,ホロホロチョウおよびシチメンチョウのOVAの消化性は,ニワトリOVAの消化性と類似しており,加熱処理温度の上昇に伴い消化性が高まり,75℃で最も高く反応20分後にintact OVAのバンドは消失した.これ以上の加熱処理温度では温度上昇に伴い消化性が低下した.ウズラOVAにおいては,80℃の加熱処理条件で最も消化性が高かった.人工腸液による未加熱のウズラ,ホロホロチョウおよびシチメンチョウのOVAの消化性は,ニワトリと同様に低かったが,アヒルOVAは,未加熱でも速やかに消化された.75℃以上の加熱処理条件では,ニワトリ以外の4種全ての鳥卵OVAは速やかに消化され,ニワトリOVAよりも消化性が高かった.(担当:実験全般,結果の共同解析,口頭発表)