カジノ リョウコ
Ryoko Kajino
梶野 涼子 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食品開発学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2016/08 |
発表テーマ | (口頭発表)各種家禽卵卵白の消化性に及ぼす加熱処理の影響 |
会議名 | 第63回日本食品科学工学会講演要旨集p.128 査読無 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 梶野涼子,三浦理代,栗﨑純一 |
概要 | 人工胃液による各卵白(ニワトリ Chi,ウズラ Jpq,シチメンチョウ Tky,ホロホロチョウ Gui,アヒル Duk,ダチョウ Ost)中のオボアルブミン(OVA)の消化性は,未加熱では6種全ての家禽で低く,Dukは70℃,GuiおよびJpqは75℃,Tky,OstおよびChiは90℃以上の加熱処理により著しく高まった.また,オボトランスフェリン(OVT)は全ての家禽卵において,未加熱でも速やかに消化され,家禽種による差はなかった.Gui,JpqおよびTkyでは,Chiと同様に,リゾチームのバンドが観察され,未加熱では消化抵抗性を示したが、70℃以上の加熱処理により速やかに消化された.人工腸液による未加熱の各卵白中のOVAは,Dukでは速やかに消化されたが,それ以外の4種家禽卵についてはChiと同様に消化抵抗性を示した.また,未加熱卵白中のOVTの消化性は,DukおよびOstで高く,それ以外の3種家禽卵についてはChiと同様に低かった.しかし,75℃以上の加熱処理を行うと全ての家禽卵においてOVA,OVT共に消化性が著しく向上した.(担当:実験全般,結果の共同解析,口頭発表) |