カザマ フミアキ
Fumiaki Kazama
風間 文明 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 心理学科 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2006/11 |
発表テーマ | 社会的地位が逸脱行動に対する刑期判断に及ぼす影響-複数の職業間の比較- |
会議名 | 日本心理学会第70回大会発表論文集, p153. |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 2009年度から導入される裁判員制度を念頭に置き、逸脱行動に対する刑期の判断が行為者の地位によってどのように影響されるかを、地位の異なる複数の職業間で検討した。質問紙実験によって逸脱行動の事例について、刑期の判断を被験者に求めた。行為者の社会的地位(地位5水準)×逸脱の程度(深刻・軽微)を実験要因とした。結果から、軽微な逸脱のときは地位の効果はみられないが、深刻な逸脱のときには高地位者の方が低地位者よりも刑期が長くなることが示唆された。ただし、5つの職業の内、2つの間にしか差がみられず、地位に沿った効果は確認されなかった。 |