イトウ ミホ   Miho Ito
  伊藤 美穂
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 健康栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2010/08
発表テーマ 行事食の認知とその実態について
会議名 日本調理科学会平成22年度大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 中村学園大学、福岡
発表者・共同発表者 発表者:伊藤美穂,飯田文子,藤井恵子,岩崎裕子,大越ひろ
概要 行事食がどのように認知され、食されているのかを明らかにすることを目的に実態調査を行った。学生180名およびその親族を調査対象とし、2009年12月に調査した。回答者のうち、主な調理担当者は48.7%を占めた。調理担当者が行事食の影響を受けている人物は、母方が59.2%と最も高く、次いで父方が15.4%であった。調理担当者の節分行事に対する特徴的な喫食状況では、巻き寿司があげられ、途中から喫食するようになった者が21.5%、巻き寿司を買う者が40.0%から54.6%へ増加し、入手方法の時系列変化がみられた。変化理由には、「数年前から流行しているため」と記述され、行事食の伝承の衰退が懸念されている現代に、企業等の戦略により、行事食の認知度が高まり、喫食率が増加している行事も示唆された。