イトウ　ミホ   Miho Ito
  伊藤　美穂
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 健康栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2017/09
発表テーマ 東京都の家庭料理 おやつの特徴　ハレの日とケの日のおやつについて
会議名 日本調理科学会平成29年度大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 お茶の水女子大学、東京
発表者・共同発表者 発表者：白尾美佳，佐藤幸子，大久保洋子，赤石記子，宇和川小百合，色川木綿子，加藤和子，成田亮子，伊藤美穂，香西みどり
概要 昭和30～40年頃の東京都の家庭料理について、40年以上居住している70歳以上の対象者13名に聞き書き調査を実施し、次世代に伝え継ぐ家庭料理におけるおやつの特徴を検討した。ハレとケに分け、おやつの調達手段を購入と手作りに分類した。昭和35年頃は経済成長のより、 ハレおよびケに市販のおやつが多くなった。ハレには手作りするが、もてなしの場合は、市販品が占めた。ケのおやつのうち甘味系とその他（複合的な味）のビスケットや果物などは購入し、草餅などのこねものや漬物類(お茶うけ）は手作りであった。東京都下で喫食されたおやつは, 都市部や農村地域、それぞれの暮らし方に合わせて手作りおよび購入の融合した体系に変容していることが明らかになった。