ニノミヤ ノリコ
Noriko Ninomiya
二宮 紀子 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 人間福祉学科 職種 特別任用教授 |
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発表年月日 | 2018/08 |
発表テーマ | 鍵盤楽曲(子どもの歌の伴奏を含む)の読譜指導について考える―唱法の問題と音楽理解― |
会議名 | 全国大学音楽教育学会 第34回全国大会 |
主催者 | 全国大学音楽教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 仙台ガーデンパレス |
概要 | 保育現場で盛んに行われている鍵盤ハーモニカ指導に象徴されるように、日本が鍵盤楽器大国であることに変わりはない。その結果、固定ド唱法が信奉され、絶対音感がないと音がわからず、音楽は苦手だということになる。しかし本来音楽は相対的な音程感覚が養われていれば、歌や合唱を楽しみ、音楽のしくみを理解し、技術を身につけて楽器演奏を楽しめるようになるはずだ。発表ではこの鍵盤楽器の学習と階名による音楽の理解をどう組み合わせていくのかという問題を、保育者養成校での自らの授業実践を分析することで、読譜指導という観点から考えた。楽譜を見ずにドレミで歌うことから入り、階名が音階と和音の基本構造を示すことを理解し、ハ長調の曲はハ調読みでそのままだが、他の調は実音に置きかえることを繰り返すことで、学生が二通りのドレミ唱を理解する様子を発表した。 |