ニノミヤ ノリコ
Noriko Ninomiya
二宮 紀子 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 人間福祉学科 職種 特別任用教授 |
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発表年月日 | 2018/06 |
発表テーマ | 保育内容「表現」の授業内容を考える―再課程認定で求められる情報機器の活用と幼児の評価について― |
会議名 | 全国大学音楽教育学会関東地区学会 第1回研究会 |
主催者 | 全国大学音楽教育学会関東地区学会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | ヤマハ(東京高輪)・プレゼンテーションルーム |
概要 | 平成30年の幼稚園教育要領,保育所保育指針,幼保連携型認定こども園教育・保育要領の改訂を受け改正された教員養成機関での教職に関わる科目ではコアカリキュラムが示され,従来の保育の世界では耳慣れない「情報機器の活用」と「幼児の評価」という文言が入ってきた。これらの文言がどこにどのように書かれたのかを整理し,『保育内容の指導法(表現)』ではどのように捉えるべきなのか,いくつかの資料と,5月に行われた保育学会での講演やシンポジウムで話し合われた内容とともに整理した。結果、「情報機器の活用」に関しては幼児理解のための記録、それに基づいた指導計画へのICTの導入に目が行きがちだが、「幼児の体験を豊かにする」ためのICT導入の可能性についてはまだまだ議論を重ねる必要があると思われる。「幼児の評価」とはすなわち「幼児理解」そのものなのだが、次の保育指導につなげていくという点で「評価」という文言を使った。それは小学校など学校教育課程での考え方につなげるためでもあるが、幼児教育ではそれを評定としては決して捉えないということであろう。 |