カザマ フミアキ
Fumiaki Kazama
風間 文明 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 心理学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/09/09 |
発表テーマ | 役割占有感尺度の作成と適応感、不安との関係 |
会議名 | 日本グループダイナミックス学会第65回大会発表論文集,156-157. |
主催者 | 神戸大学 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
発表者・共同発表者 | 風間文明 |
概要 | 風間(2015)が定義した役割占有感について尺度を作成し,その信頼性,妥当性を検討するために,社会的活動経験の有無による違い,適応感や不安との関係を明らかにした。大学生176名を対象にした調査から,役割占有感尺度について予め想定された役割遂行感,役割期待認知,社会的居場所感の3因子が抽出された。また内的整合性の観点からの信頼性が確認された。アルバイトや部活動,ボランティア経験のある人の方がない人よりも役割占有感が高いこと,役割占有感が高いほど適応感,居場所感が高く,特性不安,大学生活不安が低い傾向が見出されたことから妥当性も確認することができた。今後,下位因子ごとの検討などが必要だと思われる。 |