カザマ フミアキ
Fumiaki Kazama
風間 文明 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 心理学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/09/27 |
発表テーマ | 放課後児童クラブ支援員のストレスを生きがい感の関係 |
会議名 | 日本心理学会第82回大会発表論文集 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 風間文明・布施晴美・安田哲也・長田瑞恵・加藤陽子・平田智秋 |
概要 | 学童保育の児童支援員が職場で感じているストレスの構造を明らかにし,そのストレスが児童支援員という仕事に対する誇りや使命感,職業を含む全般的な生きがい感に及ぼす影響を検討した。埼玉県内3市の学童保育に勤務する児童支援員232名に調査を依頼し回答が得られた115名を対象に分析を行った。その結果,放課後児童クラブ支援員の職場でのストレスは「施設内同僚との人間関係」,「保護者・小学校との連携」,「仕事の多さと時間の欠如」,「子どもの把握・支援の困難」,「子どもの振る舞いや態度」,「給与制度の不備」,「能力・知識不足」の7因子から構成され,これらのストレスの内,保護者・学校との連携や仕事の多さ,給与などよりもむしろ施設内同僚との人間関係,子どもの理解や子どもとの関係,そして能力や知識不足が,職業的自尊心や生きがい感を低下させることが明らかになった。 |