ヤノ ケイコ
Keiko Yano
矢野 景子 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 人間福祉学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2016/09 |
発表テーマ | 保育士養成協議会全国セミナー研究発表「保育内容(言葉)における子どもの権利の視点を通した子ども理解と言葉かけ」 |
会議名 | 保育士養成協議会 全国セミナー |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 保育内容(言葉)における学生の子ども理解のプロセスと言葉がけの変化について、子どもの権利条約の視点を軸に授業研究とその展開の分析を行った結果について、ポスター発表を行った。1歳児の遊び場面の事例を基に、子どもの権利条約の理解を通して、繰り返し事例検討をくりか返すなかで、子ども理解の視点の変化と具体的な言葉がけへの変化が明らかとなった。言葉がけの内容分析より、単純な共感型から、共感しつつも集団を重視する(共感→集団重視型)や共感しつつも安全を重視する(共感→安全重視型)への量的変化もみられ、子どもの権利の視点が深まる一方で、言葉がけは視点が複雑になる分、言葉をかけすぎるようになる結果となった。今後は、子ども理解の視点を深化させつつ、言葉がけの具体については必要に応じた言葉がけの表現力の広がりと言葉の選択についても学生が考えられるよう授業展開を工夫する必要があることが明らかとなった。 |