ナカムラ アンナ
NAKAMURA Anna
中村 安菜 所属 日本女子体育大学 体育学部 スポーツ科学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本における国籍立法の黎明―黎明期における国籍概念の漠然性について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治大学大学院法学研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第33号),67-86頁 |
概要 | 「日本人」の範囲を決定する基準として、江戸時代から明治時代後期まで、「一種の慣習法」が用いられていた。この慣習法は、鎖国政策の中で形成され、「日本の国土内に居住する者=日本人の血統を継承する者=日本人」という図式を生み出した。本論文では、「一種の慣習法」が江戸時代の鎖国政策の中で形成されていく過程について、江戸時代初期の外国人追放令や長崎の混血児国籍問題に焦点を当てて考察した。さらに、この慣習法が明治時代へも継承されたことを明らかにした。 |