ナカムラ アンナ
NAKAMURA Anna
中村 安菜 所属 日本女子体育大学 体育学部 スポーツ科学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本国憲法法制定過程における国籍と朝鮮人 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治大学大学院法学研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第34号),113-133頁 |
概要 | 日本政府は、植民地だった朝鮮の人々に日本国籍を付与し、日本国民の枠組みの中に組み込んだ。しかし、終戦直後から、日本政府は朝鮮人を外国人として認識し、日本国民の枠外に置くという政策方針を決定していた。この方針は、日本国憲法制定過程から明らかになる。特に、帝国議会の審議段階において挿入された第10条国籍条項は、外国人を人権保障の枠外へ追いやるための法的布石として、上記の方針を万全にするためのものだったといえよう。 |