セガワ ダイ   SEGAWA Dai
  瀬川 大
   所属   日本女子体育大学  体育学部 スポーツ科学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 明治中期の旧制中学校における「修養」の普及過程
―松本中学校及び岐阜中学校の事例―
執筆形態 単著
掲載誌名 『道徳と教育』
掲載区分国内
出版社・発行元 道徳教育学会
巻・号・頁 (第332号),63-73頁
概要 旧制中学校生の間に「修養」という道徳観念が普及していくプロセスを明らかにした論文。明治20年代から30年代の長野県松本中学校、岐阜県岐阜中学校を事例とした。東京(帝国)大学を経た教員や卒業生などによって「修養」が持ち込まれた一方、すぐに生徒には浸透せず、境遇や周囲の堕落、勉学の意味の喪失など、生徒自身が「修養」の必要性を自覚することで普及したことを明らかにし、現在の道徳教育にもつながる点があることを指摘した。