ナカムラ アンナ
NAKAMURA Anna
中村 安菜 所属 日本女子体育大学 体育学部 スポーツ科学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本とドイツにおける国民概念形成の契機 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治大学大学院法学研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第36号),37-58頁 |
概要 | 20世紀の終わりまで、ドイツと日本において、国民の範囲を決定する基準は、血統主義であった。本稿では、その基準を採用するに至った経緯について調べた。その結果、日本では、江戸時代に形成された「一種の慣習法」と血統主義が自然に結びついたため、血統主義が特段の議論もなく受容された。一方、ドイツでは、当時社会問題となっていた貧困者を外国人として国家の保護外に置くという政策目的のために選択されたものであることが明らかになった。 |