ユザワ ヨシタカ
YUZAWA Yoshitaka
湯澤 芳貴 所属 日本女子体育大学 体育学部 スポーツ科学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | バレーボールにおけるレセプション時のトス配球に関する事例的研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本女子体育大学スポーツトレーニングセンター紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol.21,9-17頁 |
概要 | 本研究では、サイドアウトを獲得するために重要となってくるレセプションアタックについて、セッターのトス配球の傾向とアタック評価や勝敗との関係を明らかにし、効果的なレセプション時のトス配球に関する基礎資料を提供することを目的として研究をおこなった。その結果、各アタッカーへのトス配球については、前衛アタッカー2枚時・3枚時ともに、Aパス時はMBへのトス配球が多く、逆にCパス時にはWS・OPというサイドアタッカーへのトス配球が大半を占めていた.アタック評価については、各アタッカーのAパス時のアタック決定率が高い値となっていたが、有意差は認められなかった.ブロック枚数については、前衛アタッカー2枚時においてA・Bパス時にはWSへの2枚ブロック、MBへの1枚ブロックの割合が高くなっていた。また前衛アタッカー3枚時においてA・Bパス時にはMBへの1枚ブロックの割合が高く、WS・OPといったサイドアタッカーへの2枚ブロックの割合が前衛アタッカー2枚時に比べて大きく減少していた。勝敗別の各アタッカーへのトス配球率、アタック評価については、どちらも有意差は認められなかったということが明らかになった. |