ユザワ ヨシタカ
YUZAWA Yoshitaka
湯澤 芳貴 所属 日本女子体育大学 体育学部 スポーツ科学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 2015FIVBバレーボールワールドカップにおける世界一流男子バレーボール選手のスパイク動作 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 常葉大学健康プロデュース学部雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 常葉大学浜松キャンパス |
巻・号・頁 | 第14巻(第1号),51-55頁 |
著者・共著者 | 村本名史、高根信吾、瀧澤寛路、塚本博之、河合学、湯澤芳貴、今丸好一郎 |
概要 | 2015FIVBワールドカップに出場した世界一流男子バレーボール選手のスパイク動作の特徴について検討することを目的とした。浜松会場において、出場した計8名の男子選手による試合中に前衛レフトから右手でヒットしたスパイク動作を分析した。試合会場2階に設置したハイスピードカメラ3台によって120fpsで撮影し、その後DLT法によって身体計測点20ポイントの3次元座標を算出した。打球時の打撃手速度の平均±標準偏差は19.72±2.18/secであり、最高速度は22.18m/secを記録した。また、打球時の打撃手高の平均±標準偏差は3.26±0.15であり、最も高い選手は3.44mに達した。さらに、打球時の身体重心高は、2.05±0.06mであり、最高値は2.16mであった。他の研究報告による打撃手速度、打撃手高、身体重心高に比べ、今回得られた平均値は大きい傾向であったことから、世界一流男子バレーボール選手のスパイク動作では、インパクト時に打撃手速度が大きく、打撃手高が高く、重心高が高くなる傾向であることが推察された。 |