セガワ ダイ
SEGAWA Dai
瀬川 大 所属 日本女子体育大学 体育学部 スポーツ科学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/05 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 新生活運動と日本の戦後―敗戦から1970年代― |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本経済評論社 |
総ページ数 | 全391頁 |
担当範囲 | 本人担当部分:「第6章 地方組織からみた新生活運動―東京の事例」(P.235~P.267)を単著。 |
著者・共著者 | 編者:大門正克 分担執筆:松田忍、満薗勇、井内智子、菊池義輝、鬼嶋淳、瀬川大、久井英輔 |
概要 | 戦後日本において広範に取り組まれた「新生活運動」を、運動を推進した新生活運動協会に焦点を当て、地域、組織、行政などの側面から分析し、当運動が戦前期の国民運動とは性質を異にすること、「生活」が「民主主義」「公共性」といった、「私生活」ではない側面を有していたことなどを明らかにした。 A5判 全391頁 新生活運動協会の支部である地方組織の問題を、昭和39年のオリンピック会場ともなった東京都を事例として取り上げた。中央の組織である新生活運動協会の方針を十分認識しているために、かえって草の根の運動者の意見との齟齬を解決するのに困難をもたらしていた点を分析した。運動が低調になってしまった時期に行われた、様々な新生活運動活性化の方策が、ともすれば組織的な動員の論理を有しており、国民の自発的な運動とは、必ずしも言えない側面を持ってしまっていたことを指摘した。 |