ミヨシ アキコ
MIYOSHI Akiko
三好 昭子 所属 日本女子体育大学 体育学部 健康スポーツ学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 質的・量的心理―社会的アイデンティティ接近法を用いたアイデンティティ研究の展開:介護福祉士養成校卒業後の変化についての縦断的研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 「帝京大学短期大学紀要」 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第35号),107-118頁 |
担当範囲 | 本人担当部分:分析、論文執筆 |
著者・共著者 | 共著者:三好昭子・三好力 |
概要 | 本研究の目的は、「質的・量的心理―社会的アイデンティティ接近法」(大野・三好・茂垣・キン・今井, 2010)を縦断的に適用し、その可能性を探ることである。介護福祉士の養成校在学中から就職して4年目という縦断データ(n=26)を用いて、アイデンティティの質的な変化と量的な変化について検討した。その結果、在学中は「馬鹿」、「気分屋」、「自己中心的」といった「ネガティブ性格」が23.4%を占めていたにもかかわらず、就職して4年目には4.7%にまで減少していた。個人レベルで検討しても、「めんどくさがり屋・ノロい」から「人あたりがよい人」へ、「短気・うるさい」から「やさしい・元気」へ、「泣き虫」から「やさしい」へと変化しているように、働いていく中でこれまではネガティブにとらえていた自分の性格をポジティブにとらえられるようになったことが示唆された。 |