ナツイ ヒロアキ
NATSUI Hiroaki
夏井 裕明 所属 日本女子体育大学 体育学部 健康スポーツ学科 日本女子体育大学大学院 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 日本女子体育大学附属基礎体力研究所 附属基礎体力研究所 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | プラスチック容器で飲料水を保管する際の注意点 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 登山医学, 2004. |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 24(1),69-72頁 |
著者・共著者 | 夏井正明,夏井裕明 |
概要 | 日本で飲料容器として500mlのプラスチック(PET:ポリエチレンテレフタレート)ボトルが普及しはじめた1996年度以降,容器を携行し容器から直接飲用することが日常的になった. ネパールでは1,000mlのプラスチック容器に飲料水を入れて販売しており,同様の飲用形態が同国を観光などで訪れる外国人に見られる. ネパール製のPET容器では口金(キャップ)部分と本体との接合および締め付けが緩い製品が多い.このため容器に圧力が加わった時, 場合によっては横にするだけで水漏れする製品も見うけられる.このようなことから運搬の際に生じる加圧減圧により口金付近に付着している雑菌類が混入する可能性がある.また容器に口を直接つけて飲むことにより,容器内の飲料水に口唇・口腔部の雑菌が入り込むことも考えられる.口腔部の菌の場合には毒性はないと考えられるものの,1,000mlという内容量からみて一度に飲みきることはせず,長時間にわたりザック等に入れて携行することが多い容器の利用上の注意点を検証した. |