タカノ ミワコ
TAKANO Miwako
髙野 美和子 所属 日本女子体育大学 体育学部 ダンス学科 日本女子体育大学大学院 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 1950年代から70年代の前衛的な舞踊と江口隆哉:ポストモダンダンスの視点から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 運動とスポーツの科学 27 (2), 83-94, 2022-03-20 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人 日本運動・スポーツ科学学会 |
巻・号・頁 | 27(2),83-94頁 |
総ページ数 | 12 |
担当区分 | 筆頭著者 |
原著者 | 髙野 美和子 |
概要 | 江口隆哉のポストモダンダンスに対する考えを明らかにし、また、ポストモダンダンスの概念から江口の舞踊観を再検討した。結果として、以下4点があきらかになった。①江口はポスト・モダンダンスを受け入れ難いと考えていた。②江口はポストモダン・ダンスの特徴を伴う舞踊に対して舞踊作品のもつ公理を無視しているとして批判的であった。③1950年代から70年代に江口が目指した舞踊は舞踊作品のあり方を問うメタレヴェルの取り組みではなく、舞踊作品という範疇で新しい表現を追求するオブジェクティヴレヴェルの舞踊であった。④江口は主題に沿って舞踊の美的原則に基づいた独自の動きや構成を練り上げ、それらを鍛えられた体のダンシングで表現する舞踊を目指していた。 |