スケトモ ヒロコ
SUKETOMO Hiroko
助友 裕子 所属 日本女子体育大学 体育学部 健康スポーツ学科 日本女子体育大学大学院 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Practical use of cancer control promoters in municipalities in Japan(日本の自治体におけるがん対策推進員の活用) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Asian Pac J Cancer Prev2014; |
巻・号・頁 | 15(19),8239-44頁 |
担当範囲 | 担当:統括ならびに論文執筆全般 |
著者・共著者 | 著者:Yako-Suketomo H, Katanoda K, Sobue T, Imai H. |
概要 | 概要:都道府県がん対策推進計画において茨城県、富山県、兵庫県はがん予防を推進する人材「がん対策推進員」の育成を掲げている。市区町村におけるがん対策推進員の活用状況を明らかにし庁舎内外における部門間連携との関連を検討することを目的に、茨城県、富山県、兵庫県の109市区町村を対象に質問紙による郵送法調査を行った。調査は2008年10月~12月の3ヶ月間で100市区町村から返送があり(回収率91.7%)有効回答90市区町村(82.6%)を分析対象とした。その結果、がん対策推進員を含むがん予防推進組織を整備している市区町村は33(36.7%)あり、57(63.3%)が未整備であった。多変量解析の結果、整備している市区町村は未整備の市区町村と比べて庁舎内外の連携体制が多くあり、それは助成金事業利用の有無にかかわらず有意な結果であった。このことから、市区町村におけるがん対策推進員の整備は進んでいない現状が明らかとなると共に、健康部門には庁舎内外の部門間連携を意識した事業展開が期待される。 |