ナカムラ アンナ
NAKAMURA Anna
中村 安菜 所属 日本女子体育大学 体育学部 スポーツ科学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/08 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 浦田一郎先生古稀記念「憲法の思想と発展」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 信山社 |
総ページ数 | 全854頁 |
担当範囲 | 本人担当部分:「無国籍者となった台湾人 ―その発生原因、及び日本国憲法・国籍法の交錯―」(99‐121頁) |
著者・共著者 | 編者:阪口正二郎、江島晶子、只野雅人、今野健一 共著者:麻生多聞、井端正幸、髙佐智美、中村安菜、三宅裕一郎、江島晶子、大津浩、今野健一、宍戸常寿、辻村みよ子、内藤光博、中川律、永山茂樹、松田浩、柏﨑敏義、加藤一彦、小松浩、只野雅人、成嶋隆、井口秀作、植野妙実子、大藤紀子、小沢隆一、阪口正二郎、清水雅彦、渡辺康行 他 |
概要 | 浦田一郎先生の古稀記念のために出版された、執筆者35名による論文集である。 A5判 全854頁 無国籍問題に関する研究は、日本国内、及び憲法学の領域では未着手である。本稿は、戦後日本の混乱期に、日本国内に残留した台湾人の一部が無国籍者となったという事実を明らかにした。それと同時に、この事実を、日本国憲法と国籍法の観点から検討し、法的救済措置が不十分であったことから、台湾人が無国籍となったことを明らかにした。その上で、基本的人権を享受するためには国籍が必須の要件となっていることから、権利保障の観点からも無国籍者の発生を予防するべきであることを指摘した。 |