カガ タケヒコ
KAGA Takehiko
加賀 岳彦 所属 日本女子体育大学 体育学部 健康スポーツ学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | キーツの詩的言語 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『英文学』(早稲田大学英文学会発行) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 早稲田大学英文学会 |
巻・号・頁 | (第73号),15-26頁 |
概要 | キーツの詩で、第一詩集(Poems, 1817)発行当時から批評家の称賛と困惑の種だったのは、何よりもその大胆にして奇異な詩的言語であった。それは、ワーズワースのように言語の集団性(“人々の言葉”)に基づこうという動きとは違い、言語(英語)の芸術的な造形を極限まで追い求めるものであった。キーツの後期の作品ではますますその傾向は強まった。本論文では、キーツの表現の特徴およびその推移を跡づけるとともに、ワーズワースの詩論と対照させながら、キーツの言語世界を考察した。共同体の詩を求めていくロマン派詩人の、在り方であった。 |