カガ タケヒコ
KAGA Takehiko
加賀 岳彦 所属 日本女子体育大学 体育学部 健康スポーツ学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | ロマン派の古語法:コウルリッジとキーツ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『早稲田大学文学研究科紀要』(早稲田大学大学院文学研究科発行) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 早稲田大学英文学会発行 |
巻・号・頁 | 第43輯・第2分冊,13-24頁 |
概要 | 古語法(achaism)は、ロマン派詩人の主要な修辞の一つである。それは、単に古語・廃語を使って古風な味わいを出すという文体効果だけでなく、語彙体系の古層に眠っている語(意味)を掘り起こし、読者の言葉の記憶と直観に訴える方法でもある。しかも古語を真に感じることができるのは、その言語を母語話者だけであるということを考えれば、古語法とはその言語固有の歴史的価値に根付こうとする表現意識のあらわれであるといえよう。本論文では、特に古語法を効果的に用いたコウルリッジとキーツを取り上げ、ロマン派における古語法の価値を考察した。 |