コバヤシ ヤスマサ
Yasumasa Kobayashi
小林 康正 所属 京都文教大学 総合社会学部 実践社会学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2018/04~2020/03 |
研究課題 | 鶴見和子の内発的発展論を「受苦と共生の社会運動論」として現代に再考する実践的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 独立行政法人日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 18H00939 |
キーワード | 内発的発展論,鶴見和子,共生,社会運動論,社会思想史 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 京都文教大学 杉本星子 |
概要 | 本研究は、①京都文教大学に寄贈された鶴見和子文庫の中で、鶴見の内発的発展論の原点でありながらまだほとんど手がつけられていない水俣病公害問題の調査記録等の一次資料のデータベース化を通して鶴見が生涯をかけて考え続けた内発的発展論の軌跡を明らかにし、②鶴見の内発的発展論を「語る・聴く・書く・読む」という言葉の共有を通した「受苦と共生(ともいき)の社会運動論」として戦後の社会思想史のうちに位置付け直すことにより、③少子高齢化や社会格差の拡大、多数の震災被災者の発生と地域の多文化化の進行によって社会的弱者が多数化する現代社会において、鶴見の内発的発展論を「受苦の共感」とそれを通した「創造的な共生ともいき社会」の構築」に向けた社会運動論として学際的に議論し批判的継承を目指す。 |