マツダ マリコ   Mariko Matsuda
  松田 真理子
   所属   京都文教大学  大学院臨床心理学研究科 博士後期課程
   京都文教大学  臨床心理学部 臨床心理学科
   京都文教大学  大学院臨床心理学研究科 博士前期課程
   職種   教授
研究期間 2023/04/01~
研究課題 アットリスク精神状態群の援助希求能力の向上と未治療期間の短縮を目指した心理療法的面接法の開発
実施形態 個人研究
研究機関 京都文教大学
代表分担区分 研究代表者
研究者・共同研究者 松田真理子・山路有紀・齊藤渉太・古林香菜子・岡本鈴奈・織田裕子・永井綾菜・三上優佳・新田万祐・今井瑞希・田坪春香・平尾朋輝・村上知真・生田孝
代表者 松田真理子
概要 1.アットリスク精神状態群(精神病発症危険群、At Risk Mental State;ARMS 以下ARMSとする)の援助希求能力の向上と未治療期間(Duration of Untreated Psychosis; DUP 以下DUPとする。)の短縮を目指した心理療法的面接法の開発を目的とする。 2.前駆症状がありながら、それらが自我親和的な場合は本人が困っていないため治療に結びつきにくく、自我違和的な場合においても援助希求能力の低さにより、治療臨界期を逃し、顕在発症してしまう人々がいる。また医療機関における継続的治療は本人の援助希求能力と密接に関連しており、その育成・向上が必須であると思われる。本研究ではARMSの援助希求能力を十全に育成し、DUP短縮、治療継続に結びつく心理的支援の工夫点を見出し、それらを心理面接の中に導入することを検討していく。 「未治療期間(Duration of Untreated Psychosis; DUP)の要因となる自我親和型体験内容と自我違和型体験内容についての検討」というタイトルで日本精神保健予防学会第第26回大会にてポスター発表を2023年11月25日~26日にかけ千葉大学医学部にて行った。発表形式として松田真理子・山路有紀・齊藤渉太・古林香菜子・岡本鈴奈・織田裕子・永井綾菜・三上優佳・新田万祐・今井瑞希・田坪春香・平尾朋輝・村上知真・生田孝で共同発表を行った。本研究は京都文教大学「人を対象とする研究」倫理委員会の倫理審査の承認を受けている(承認番号2023-3)