ナカシマ ケイコ
中島 恵子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2015/04~ |
研究課題 | 日本語版学校機能評価School Function Assessment (SFA)の開発 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤研究(C)基金 |
科研費研究課題番号 | 15K04144 |
キーワード | 教育系心理学、脳神経疾患、医療福祉、認知科学、リハビリテーション |
科研費分類 | 臨床心理学 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
概要 | 国は障害者差別解消法を制定し、平成28 年4 月より法が施行される。これは「障害を理由とする差別」を禁止するものであり、同時に国の行政機関・地方公共団体等には障害者への合理的な配慮を法的義務と定めている。しかし教育の現場では、個別のケースにおいて何が合理的な配慮となるのか不明のままである。学校での子どもの活動状況を評価するため、特別支援教育を検討する地域の就学委員会や学校が独自の尺度を作成する試みがあるが、文部科学省としても「基本方針」を示すために、全国で活用できる統一した学校機能評価の提示が必要であると考える。米国を先駆けとして英国では全国レベルで統一した学校機能評価を実施している。それらは、医療機関と学校機関と行政機関が連携して子ども達の支援計画を策定する際の評価資料として成果が認められている。国際生活機能分類(ICF)に基づいた米国の学校機能評価『School Function Assessment』(以下「SFA」)の日本語版SFA の開発と標準化研究から、日本における学校機能評価の活用の全国への普及をめざす。 |