カワモト ナオキ
Naoki Kawamoto
河本 直樹 所属 京都文教大学 総合社会学部 総合社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 女子学生における衣服嗜好色の特徴 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本繊維製品消費科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本繊維製品消費科学会 |
巻・号・頁 | 第48巻(第11号(被服の社会心理学的研究特集号)),16-24頁 |
著者・共著者 | 河本直樹 |
概要 | 女子学生の衣服嗜好色の特徴を明らかにするための調査を行った.日本色彩研究所による調査用カラーコード大分類25色を, 基本嗜好色, 潜在嗜好色, 嫌悪色の3カテゴリに分類するよう被験者に求め, その結果を種々の観点から分析した.主な分析結果は次の通りである.女子学生の基本嗜好色の数は大分類25のうち7±3程度であった.各カテゴリに選ばれた色の数によって女子学生を分類すると, 基本嗜好色, 潜在嗜好色ともに少ない「こだわりの強い」女子学生が4割強を占めた.衣服における主要色 (白, 黒, 紺, ブラウン, ベージュ) は, ほぼすべての女子学生に嗜好されるが, その他の色に対する嗜好傾向において女子学生を「無彩色 (グレイ系) 嗜好群」, 「ピンク系嗜好群」, 「オリーブ系嗜好群」という3つの群に分けることができた.潜在嗜好色としての選択率が高かった色は, オレンジ, ピンク, 黄, 赤などの暖色系色相であり, 嫌悪色としての選択率が高かった色は, 紫, 青緑, 黄緑などの (オレンジを除く) 中間色相であった. |