オオマエ アキマサ
Akimasa Oomae
大前 暁政 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 問題解決の力に関する「評価の視点」を与えることが探究をどう支援するか ~「仮説の発想」「解決方法の発想」「より妥当な考察」に着目して~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本初等理科教育研究会研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (99),1-10頁 |
総ページ数 | 10 |
担当範囲 | 本人担当部分:筆頭著者として,研究構想や実践の分析の中核を担い,全般的に論文を執筆した |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 大前暁政,孕石泰孝 |
概要 | 探究的な学習では,仮説の発想や解決の方法の発想,より妥当な考察を学習者自らが行えるようにしたい。そこで,小学校第4学年「雨水の行方と地面の様子」の単元において,「評価の視点」を用意し,学習者が自身の問題解決の過程を振り返りながら探究できるようにした。その結果,「仮説の発想」に関しては,実験群と統制群で,両群はほぼ同じ結果だったが,「解決方法の発想」と「より妥当な考察」に関しては,有意差はなかったものの,学力中位から上位の児童に関して効果を発揮した。ただし,「評価の視点」の効果を高めるには,問題解決の力を育成する手立てを取り入れた上で「評価の視点」を与えることと,学力低位の児童には他の支援も必要なことが示唆された。 |