クラニシ ヒロシ
  倉西 宏
   所属   京都文教大学  臨床心理学部 臨床心理学科
   京都文教大学  大学院臨床心理学研究科 博士前期課程
   京都文教大学  大学院臨床心理学研究科 博士後期課程
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/12
形態種別 学術書
標題 遺児における親との死別の影響と意義―病気遺児、自死遺児、そして震災遺児がたどる心的プロセスー
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 風間書房
総ページ数 219
著者・共著者 倉西 宏
概要 本書は親との死別体験が遺児にどのような影響を与え、それらは遺児が生きる上でどのような意義が存在しているのかについて検討を行ったものである。
遺児は親を亡くすことで死別以前の様々な他者との関係に変化が起き、遺児であることがスティグマかのように体験し
、他者との関係に隔たりが生まれて孤独感を持つことが見出された。しかし死別体験を主体化することができれば、遺児の個別性を高めることに寄与され得ることもわかり、維持にとって死別体験がかけがえのないものになる場合があることが見出された。自死遺児と震災遺児に焦点を当てて、それぞれの特徴について述べた。