カワモト ナオキ
Naoki Kawamoto
河本 直樹 所属 京都文教大学 総合社会学部 総合社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 資料
多色配色の評価に対する平均彩度の影響:4色配色による実験的検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本色彩学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本色彩学会 |
巻・号・頁 | 第39巻(第2号),76-84頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 河本直樹 |
概要 | 多色配色の評価に対する平均彩度の影響を調べた.乱数を用いて生成した100個の4色配色のよさを,95名(女性57名,男性38名)の大学生が5段階で評価した.平均彩度と配色のよさとの間には,女性では中程度の負の相関が認められたが,男性では明らかな相関は認められなかった.またクラスタ分析により,平均彩度に対する評価傾向が大きく異なる2つの群が見出された.実験参加者の6割は平均彩度に対してわずかな正の相関を示し,残りの4割は平均彩度に対して強い負の相関を示した.上記の分析より,多色配色の評価において,平均彩度の影響が大きいこと,また平均彩度を抑えることによって(特に女性において)評価が高まる可能性が増すことなどが示唆された. |