シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 自我体験について「語り-聴く」体験をめぐる一考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都大学大学院教育学研究科紀要第54号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都大学大学院教育学研究科 |
巻・号・頁 | (54),464-477頁 |
概要 | 調査場面での語りを検討し,自我体験について語ることが,「現在の私」と「体験当時の私」との隔たりを意識させると同時に,両者の繋がりを再認識させるような矛盾に満ちた体験であることを指摘した。また,一つの調査事例を取り上げ,聴き手側の主観的体験も踏まえて詳しく検討し,自我体験のような,その人の存在の根源に関わる深い体験を語ることは,「私が私となる」ための主体を賭けた営みとなり得ること,また,その際に聴き手に必要とされる態度について論じた。 |