オオモリ ヒロコ
Ohmori Hiroko
大森 弘子 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/02/20 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) |
標題 | オンライン授業の取り組みと学習成果―保育内容「人間関係」と社会福祉学専門ゼミに焦点を当てて― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 名古屋柳城短期大学 |
巻・号・頁 | (42),193-201頁 |
総ページ数 | 9 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 大崎 千秋 , 安里 和晃 , 大森 弘子 |
概要 | コロナ感染拡大防止のため多くの大学では、オンライン授業の取り組みを試行しているが、オンライン授業に関する具体的な事例や効果測定はまだ整備されていない。そこで本研究では、保育内容「人間関係」と社会福祉学専門ゼミにおいて、介護学・保育学や経済学(多文化共生)の専門家から、他者理解するための方策や交流を学ぶことのできるオンライン授業(同時双方向型)の実施を試みた。その結果、以下の2 点が示された。
1)保育内容「人間関係」のオンライン授業によっても、家族を大切にしようとする気持ちが育つことが示された。 2)社会福祉学専門ゼミにおいて、オンライン授業で自由な記述(表現)と論理に基づく記述を取り上げ、表現形態を相対比する作業を繰返す経験が、表現スタイルを身に着けていくものと考える。 以上の結果を踏まえ、オンライン授業(同時双方向型)の取り組みと一定の効果を明らかにしたものの、実施する際の留意点を検討していく必要がある。今後の課題はオンライン授業のさらなる検証である。 |