ナカシマ ケイコ
中島 恵子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/11 |
形態種別 | 研究論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 神経心理学からロールシャッハを考える |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ロールシャッハ法研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本ロールシャッハ学会 |
巻・号・頁 | 23,50-52頁 |
総ページ数 | 3 |
著者・共著者 | ◎中島恵子 |
概要 | 脳の発達過程で虐待などの精神的ストレスにより脳の萎縮が起こる場合もあることや、脳の萎縮により脳内メカニズムがどのように変化するかなどを交えながら、精神的ストレスが認知機能に影響する症例について述べた。心理臨床では病理と認知機能のアセスメントは重要である。適応行動をコントロールする外側前頭葉と情動や人格をコントロールする内側前頭葉がお互いにバランスをとる抑制機能は精神的ストレスが加わると、扁桃体を過活動させ前頭連合野の働きを弱めてしまう。扁桃体の働きの安定が精神的な安定につながる。 |