シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03/31 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | HIV陽性者に対する臨床心理学的援助の検討-模擬的カウンセリングを通して- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 箱庭療法学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 創元社 |
巻・号・頁 | 33(3),43-55頁 |
著者・共著者 | 田中史子・荒木浩子・市原有希子・大澤尚也・清水亜紀子・高橋紗也子・仲倉高広・野田実希・山﨑基嗣・山本喜晴・大山泰宏 |
概要 | HIV陽性の調査協力者に対して,実践により近いカウンセリングを模擬的に体験してもらい,開始前・中盤・終了後で個人に生じた変化について比較し,そこで得られた面接の内容や多面的なアセスメントから,その効果と意義を検証した。その際,効果を多面的・多層的に把握するために,心理的変化に関する質問紙・調査協力者の主観的体験や自己評価・経過の記録を分析の対象とした。その結果,抑うつ・不安の改善や,主訴に対する主観的変化が認められた。また,カウンセリングのプロセスにおいては,対象関係や,関係の喪失を巡るテーマが現れ,そうした心理的課題を心理療法が扱い得る可能性が示された。 |