シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | クライエントが「死」と向き合う過程に臨むこと―心理臨床家の体験を手掛かりに― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 創造の臨床事例研究(FJK報告書) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | FJK研究会 |
巻・号・頁 | 10,95-115頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 末期癌のクライエントとの心理療法を取り上げ,①肉体的な死を前に,人はいかに生きようとするのか,また,②そうしたクライエントの生きる過程に,セラピストはいかにして臨むのであろうか,という問いについて,セラピストの直接的な体験と情動的な反応の詳細な検討も踏まえて考察した。その結果,セラピストの中に,死の不安が直接的に喚起されない場合にも,自らの死といかに関わっていくかという課題が既に布置されていること,また,“傷つけ合う”関係を生きることで,クライエントの怒りの背後に潜む死の恐怖について扱っていけたことが示唆された。 |