ハシモト ヨシオ
Yoshio Hashimoto
橋本 祥夫 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | エネルギー・デモクラシーのための教育の枠組みを考える(Ⅱ) ―(その3)市民力を育成する授業プランの開発― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 環境教育年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都教育大学 |
巻・号・頁 | (第21号),31-43頁 |
著者・共著者 | 共同執筆者:◎橋本祥夫、水山光春、田中曜次 |
概要 | 本稿は,「エネルギー・デモクラシーのための教育の枠組みを考えるⅡ」(1)(2)の続編として,エネルギーをめぐる社会的な議論や決定,実行を支える市民が備えるべき資質はいかにあるべきか,いかに育成すべきかについて検討するとともに,授業づくりの骨格をなす授業プランを提案し,震災がれきの処理問題を教材化する。震災がれきを受け入れることは,自治体にとって被災地支援としての重要な取り組みであり,積極的に受け入れを表明したいところである。しかし,住民にとっては,目に見えない放射線の恐怖があり,安全性が保障されない中での受け入れには反対する声が多い。こうした意見が大きく分かれる問題こそ,民主的プロセスを重視した議論を深め,合意を図り,意思決定をしていくことが重要である。このような問題に対する社会的な議論や決定,実行を支える市民が備えるべき資質はいかにあるべきかを考え,市民力を育成する授業プランを提案する。 |