シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 1型糖尿病者が生きる体験世界への心理臨床学的理解の試み-糖尿病者の主体性に着目して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 箱庭療法学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本箱庭療法学会 |
巻・号・頁 | 26(2),51-61頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 1型糖尿病者との調査面接を検討した。 その結果,糖尿病を引き受けず,自らの人生を生きる主体性を取り戻そうとすることが,却って生き辛さをもたらしている姿が描き出された。また,“患者として治療への適応を強いられる主体性”と“個としての人生を生きる主体性”という二つの主体性を両立していくことに,1型糖尿病を生きる難しさの一要因があることが支援された。また,「なぜ私が糖尿病になったのか?」という問いを深め,上記の二つの主体性の葛藤や分裂を生き抜くことで,新たな主体が成立する可能性を示唆した。 |