ハシモト ヨシオ
Yoshio Hashimoto
橋本 祥夫 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03/31 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 社会参画の2方向性に着目した社会科学習の展開 ―単元「エネルギー問題を考えよう」を事例に― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都教育大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都教育大学 |
巻・号・頁 | (第122号),41-53頁 |
著者・共著者 | 橋本祥夫 |
概要 | 改正教育基本法を受けて,社会科では,改訂の基本方針の三つの柱の一つとして,「社会参画」という観点が盛り込まれた。そこでは,「持続可能な社会の実現を目指すなど,公共的な事柄に自ら参画していく資質や能力を育成することを重視する方向で改善を図る」とされている。本稿では,これまでの社会科における社会参画型学習の問題点を明らかにし,持続可能な社会の実現を目指す社会参画学習をどのように行っていくべきかを提案する。本稿では,社会科における社会参画学習を「社会改善の思考・判断」と「社会参加」の2 方向で捉え提案した。そして,社会科で求められる社会参画について,形にとらわれるのではなく,子どもの意識を変え,社会に関心を持ち,継続的に社会にかかわっていこうとする姿勢を持たせることが社会参画学習では重要であることを指摘した。中学校社会科の学習で、エネルギー問題を事例に単元開発をし、子どもの意識を変える社会参画学習の新たな方法を提示した。 |