オカモト キヨミ
Kiyomi Okamoto
岡本 浄実 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 自発的運動習慣を促す環境づくりに関する研究~インタビュー調査を用いた質的検討~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 地域協働研究ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都文教大学 |
巻・号・頁 | (2),1-14頁 |
総ページ数 | 14 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | WHO(2016)は、世界の若者の運動習慣について調査報告を実施し、世界の若者の運動不足は深刻であり、中年期以降に肥満やメタボ1'ックシンドローム、2型の糖尿病を発症するリスクが高いと報告した。現在、日本では、健康寿命の延仲および健康格差の縮小など5つのなを示し、2013年から10年間の「健康日本21第2次」が展開されている。「健康日本21(第二次)」では、運動習慣は、「1日に30分程度、週に2回以上、1年以上の継続」と定義している。
本研究では、若者の運動習慣の継続について着目し、本学学生の運動習慣をインタビュー調査から検討した。学生(運動習慣あり3名、運動習慣なし3名)の運動習慣のトリガー(きっかけ)を探る予備的な調査である。結果、対象の学生が全て1回生で学生(若者世代)の運動トリガーを類型化するまでに至らなかったに,大学生の運動習慣を検討する場合、1回生の4月5月の運動習慣の「転換期」、1回生の5月から8月の学生生活の「拡大期」の2つの視点から運動トリガー(運動をするきっかけ)を検討する必要があることが明らかになふたち新入生支援のひとつとして運動習慣の「転換期」には仲間づくりの運動の機会や地域の運動環境へのアクセスの仕方の案内、学生生活の「拡大期」には11常生活での歩行の推奨、学内施設(トレーエングルーム)との連携などで大学生の運動習慣を確立する支援が必要であることが示唆された。 |