シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 内的面接枠の創造の意義:「甘え甘やかす関係」が生じた心理臨床面接の検討を通して |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 心理臨床学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 心理臨床学研究会 |
巻・号・頁 | 33(2),150-160頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 枠破りの多発した事例を検討して,面接関係に根差した内的面接枠の創造の意義を考察した。結果,外的面接枠が十分に機能していない場合,クライエントの体験世界にセラピストがその身を置き,そこから自らの主体性を回復させ,面接枠を巡ってクライエントと対話していく作業が必要であることが明らかにされた。また,そのような過程を通して,内的面接枠が新たに創造されていくと,“制限”として感じられていた外的面接枠が,“守り”あるいは「抱える環境」として機能し始めることを論じた。 |