クラニシ ヒロシ
倉西 宏 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/06 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 自殺をケアするということ:「弱さ」へのまなざしからみえるもの (新・MINERVA福祉ライブラリー) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ミネルヴァ書房 |
巻・号・頁 | 56-74頁 |
総ページ数 | 198 |
担当範囲 | 多重喪失体験からみた「強さ」と「弱さ」(56-74頁) |
著者・共著者 | ◎木原 活信,引土 絵未,尾角 光美,倉西 宏,大倉 高志,金子 絵里乃,山村 りつ,市瀬 晶子 李 善恵 |
概要 | 日本は、世界のなかでも自殺率の高い水準が定着してきており、深刻な社会問題となっている。とりわけ失業問題、貧困問題、などの社会的問題との関連が注目されているところである。そのようななかにあって、本書では、その現状を認識するとともに、この自殺という死生臨床の課題に正面から取り組もうとした書である。①自殺が起こらない社会へ向けた啓発的予防対策としてのケア、②まさに自殺が起ころうとするときに緊急対応の危機介入的なケア、③すでに起こってしまった自殺に際した遺族へのケア、などの自殺とケアの三層が考えられるが、本書はそれらを総合的に議論する。
その中で筆者は③の遺族ケアについて、親を亡くした遺児がその後自死できょうだいをなくすという多重喪失の事例を数例提示し、検討を行った。 |