シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 糖尿病合併症を抱えて生きる体験世界への理解の試み-1型糖尿病を生きることを「運命」と語る調査事例から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 箱庭療法学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本箱庭療法学会 |
巻・号・頁 | 30(2),65-75頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 合併症を抱えて1型糖尿病を生きる体験世界の理解を目的に,調査面接を実施し,糖尿病との関係と糖尿病の意味の観点から考察した。その結果,「運命」のように,糖尿病を受容しているかのような意味づけでも,それが生き辛さを引き起こしている場合が窺われた。また ,その人自身も新たな生き方を望むならば,変容を支える確かな存在基盤を築く作業が重要になると考察された。しかし,その人なりに糖尿病を意味づけることで日常世界が保たれている場合もあり,背後にある苦悩を見据え,意味づけの揺るがなさを大切にする姿勢も重要と考えられた。 |