シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/08 |
形態種別 | その他 |
標題 | 翻訳 『子どもと親の関係性セラピー CPRT 10セッションフィリアルセラピーモデル』『Child Parent Relationship Therapy CPRT A 10-Session Filial Therapy Model』Garry L.Landoreth&Sue C.Bratton) |
執筆形態 | 共訳 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本評論社 |
担当範囲 | 第12章 「CPRT トレーニングセッション6 スーパーヴィジョンと選択肢を与えること」(pp203~pp220) 第17章 「親と子どもからの質問,CPRTトレーニング中に生じる問題と解決策」(pp281~pp300) |
著者・共著者 | 訳者:小川裕美子・湯野貴子(監訳),西澤伸太郎,市原有希子,野口寿一,畑中千紘,清水亜紀子,笹倉尚子,松井華子,荒木浩子 |
原著者 | Garry L.Landoreth&Sue C.Bratton |
概要 | 第12章 :子どもに選択肢を与えるという概念を,子どもが自分で決断するという力をつけ,プレイセッションの外での子どもとの言い争いを避ける方法として紹介している。その際,与える選択肢は,子どもの発達段階に見合ったものでなければならないことが強調されている。まず ,基礎編として,潜在的な問題行動や権力争いを避けるために,選択肢を与える方法を紹介し,上級編として,行動の結果としての選択肢を与える ,家庭の方針やルールを守らせるために選択肢を与える方法も紹介している。
第17章 :フィリアルセラピストは,フィリアルセラピートレーニングについての親からの質問に答える準備をしておく必要があるとし,CPRTに関する親からの質問と答え,プレイセッションについて子どもがする質問と答え,CPRTにおける問題と解決策について,それぞれの具体例を示し,それらに対する具体的な対応策について述べている。また,親からの質問に実際に答えることを通して,親の困難や不安を和らげ,親がトレーニングに専念できるように積極的に関わっていく必要性を指摘している。 |