オカモト キヨミ
Kiyomi Okamoto
岡本 浄実 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 介護職における省察に関する研究 ~単純集計結果を中心に~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 奈良佐保短期大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 奈良佐保短期大学 |
巻・号・頁 | (第22号),55-64頁 |
総ページ数 | 10 |
著者・共著者 | 水野 尚美 岡本 浄実 村上 逸人 野田 由佳里 |
概要 | 本研究では,介護の省察尺度を開発するための基礎的研究である.省察行動に関する調査では,村上ら(2015)の調査結果から「他者を通した省察に関する項目」を介護場面に近い質問項目に改定し,介護者自身の省察行動および利用者自身の省察行動との信頼性と妥当性を検討する。また,介護場面においてはチーム力が質の高いケアにつながる。本調査では、チーム力 を遠藤ら20)が述べている「チームの学習能力(自らを動かす力・複雑性を理解する力・共創的に対話する力)」とし,省察行動(自らが反省し考察を加える思考過程)がチームの学習能力に及ぼす影響を明らかにするために行った。結果、今回の調査では,利用者に対する省察項目が最も高く,他者を通した省察が最も低い結果であった.特に他者を通した省察については,介護場面により具体的にイメージした調査項目に変更を試みたが,他者情報への分析が低いことが明らかになった.今後は、他者情報の共有について研修プログラムの検討を行う。 |