ヒラオ カズユキ
Kazuyuki Hirao
平尾 和之 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/06/05 |
形態種別 | 書評論文,書評,文献紹介等 |
標題 | [Review of Books Abroad] Renos Papadopoulos: Involuntary Dislocation – Home, Trauma, Resilience, and Adversity-Activated Development. |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 精神療法 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 金剛出版 |
巻・号・頁 | 47(3),128-129頁 |
総ページ数 | 2 |
概要 | イギリスのユング派分析家でエセックス大学教授、レノス・パパドプロス先生の新著『望まざる転位ーホーム、トラウマ、レジリエンス、逆境によって活性化される変容』の書評。本書は、国連などの活動を通して、逆境の中でトラウマを負った人々のケア、とりわけ難民の心理的支援に取り組んできた、パパドプロス先生の長年の臨床経験から紡ぎ出された知の結晶である。本書で提唱される「逆境によって活性化される変容」という概念、そして具体的に心のプロセスを進めるための「逆境グリッド」という枠組みが、私たちがコロナによる逆境を生き抜いていくための、大切な力を与えてくれることについて論じた。 |